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畑亜貴



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畑亜貴

千本千女の刃毬唄

Lyricist:畑亜貴
Composer:畑亜貴

あどけなさは童女の 手毬に込めた挨拶
銀の糸から辿る惨き日々

死に至る夢を持ち 諦めかけた魂
金を飲んでもいざ耀けぬかな

ひとつひとをあやめ
見誤い嵐の如く狂える旨

まだ遠い なお遠い
永遠は永久(とこしえ)に届かない場所

阿修羅 修羅の住む夜風
断ち切る瞬間を
花手向ける地の蔭に千の墓標

しどけなさを欠いても 竹が撓(しな)るよ閨(ねや)
にて
白の装束着けて冥府へと

死に至る熱情で 燃やし尽くせ俗の美酒
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黒き姿を待て霧満つる宵

ひとつひとをあやめ
ひとつひとをまもり
何方(どちら)にも正義はあると
嗚呼呟く
ひとつひとのために
ひとつひとのみちを
見誤い嵐の如く狂える旨

ただ燃ゆる なぜ燃ゆる
報われぬ命

波羅尼陀那(はらにだな) 波羅尼陀那
永遠は永久(とこしえ)と気付かない場所

阿修羅 修羅の住む夜風
断ち切る瞬間を
知る者とは刃重ねて
我が胸 我が罪を其の手で斬り給え
花手向ける地の蔭に千の墓標