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十八歳
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1.バァちゃんお嫁に行っていい?~孫との別れ~
くとせ)か女手一つで育てた娘私も今年で五
十八歳
(ごじゅうはち)タカシも後添(のちぞ)え欲しいと迫る孫も小学六年生バァちゃんお嫁に行っていい?あの人想い出忘れない暮らしに追われて喜び薄くカラオケ習って三ヶ月セイジ
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1.浪花の花形
いできばらなあかんあかんのや甘えたグセは
十八歳
(じゅうはち)できっぱり捨てた道頓堀(とんぼり)川に裸一貫夢一路浪花花形晴れ姿灯りがつくる影さえ自分極めなあかんあかんのや繕(つくろ)うヘマもご愛嬌笑うてくれる街や
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12.をんな川
ふるさと)をのがれ幾年ただ一途恋に走った
十八歳
(じゅうはち)の春のあとさきをんな川水面よぎるよをんな川流れ漂い散り果てた夢の数々にくしみも未練ごころも行きすぎる時の間(ま)に間(ま)に風の中みんな一色(ひといろ
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6.夢の続き
夢の続き家飛び出した
十八歳
つまずいたり遠回りしながら描いた空まだ届かない手を伸ばしいくら走った?すり ... 夢の続き家飛び出した
十八歳
つまずいたり遠回りしながら描いた空強くなって胸張ってあなたに会いに行くか
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9.満秋
秋風吹かれて快ちよいありがとうこの大東京
十八歳
、びびったあせった聳え建つビル冴えない心、哀愁、音楽優秀人ごみの中前見れなくて…渋谷大交差点(スクランブル)今じゃ笑える優々と歩くこの頃、広島の言葉を懸命に使って粋
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5.満秋
秋風吹かれて快ちよいありがとうこの大東京
十八歳
、びびったあせった聳え建つビル冴えない心、哀愁、音楽優秀人ごみの中前見れなくて…渋谷大交差点(スクランブル)今じゃ笑える優々と歩くこの頃、広島の言葉を懸命に使って粋
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9.ミス・トパーズ
ふりをするきみがふたたび色づいていたのは
十八歳
この町を出て行く時になぜか光る広場で別れの言葉投げつけて幸福(しあわせ)になるからと胸を張るミス・トパーズもうミセスかいミス・トパーズもうミセスかいきみがほんとに笑
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1.浅草メロドラマ
通らぬ四畳半恐いもの無かったよ今に想えば
十八歳
(じゅうはち)のあれは浅草メロドラマ着のみ着のまま貧しさに笑うことさえ忘れはてふたり死のうとしたけれどひとり私は残された暗くよどんだ隅田川涙さえ出なかっためぐりあわ