- Lyrics
- Album list
南壽あさ子
-
すみれになって
Lyricist:南壽あさ子 Composer:南壽あさ子
さびれた街に 咳いた君の名前は 見果てぬ海で 砂となり波に呑まれて
霞を食むような声で ひとりうた唄う 足跡は過去を連れて 風と何処へゆく
疹いたこころのすぐ傍にきて 綻びた場所を包んでくれた あの頃のこと 今もまだ鮮やかに残っている
確かめるように 空吹く言葉を手繰って くるわしい程 徒にこころを暈すの
線に触れて少し揺れた あどけない影を 時が近くをかすめて そっと振り返る
Find more lyrics at ※ Mojim.com 許し合うふたりのその笑顔は 正しさも嘘も何も無く 生まれた仕合わせを ずっとただ大切に育んでいく
巡りめぐる日々の中に さ迷っていても 知らずしらずの間にもう よすがを求めて
紡いだ糸を繕ってむすんだら 綺麗な冠ができたから ああ あなたにこれを届けよう ほころんだ顔で
花は根に 鳥は古巣にかえり 安らぐ暮らしを見つけている ぽくらも帰ろう これでいい すみれ色に染まっていく
-
|